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子育て中アラサー共働きの人の雑記ブログ。

絶対音感

子供には絶対音感をつける訓練はした方が良いのか?最近ふと考えます。

どうしてかと言うと、私も幼少期にピアノ教師の母親から訓練を受けて絶対音感を身につけているからです。

生きるのに何か役に立ったかと言えばそんなことはないのですが、大学のサークルでオーケストラに入って、バイオリンを始めたときは役に立ったと思います。バイオリンに限らず、弦楽器ってピアノみたいにここを押さえたら決まった音が出る鍵盤的なものが無いんですよね。張ってある弦を指で押さえる。大体の場所は決まっていますが、きちんと音程を取ろうとするとやっぱり音感は必要。チューナーと睨めっこしながら音程を確認するにしても、自分の耳を当てにできることは非常に役立ったと思います。

あと何か役に立っているかとしたら、好きな曲のメロディーの音名がわかるとかくらいですかね…やっぱり特に生きていく上で重要なものではないです。ただ、自己肯定感?と言うのか、私にはこの能力がある!という謎の自信は付きました笑。

絶対音感を持っていて不便なことがあるとすれば、移調楽器を楽譜を見ながら演奏するのが困難ではないかな?と思います。個人的に。クラリネットやトランペットって、シ♭=ドになって1音ずれているので、音源を聴きながらオーケストラのスコアを見ている時に移調楽器のパートを確認すると、リズムは合っているのに音がずれてる…なんじゃこりゃ…と言う感じでした。言語で例えると極端ですが、「かきくけこ」と書いてあるのに、声に出して読んでみると「さしすせそ」で、その決まりで話すと「いぬ」「ねこ」が、「きふ」「へそ」です。もはや日本語じゃなくなりますね。

もう一つ思い出しましたが、カラオケでキーを上げたり下げたりして自分の歌いやすい音程に調整出来る機能がありますが、あれも苦手です。歌の音程がインプットされていると、なかなか移調して歌えないんです。歌が上手い人は関係ないのかもですが。

絶対音感、私はどうやって習得したかですが、和音の聴き分けのトレーニングをしました。ドミソ、ドファラ、などのそれぞれの和音に対応する色を決めておき、対応する色の折り紙を三角に切って割り箸に張り付けて「旗🚩」にします。そしてピアノで和音を弾き、対応する和音の旗を選ぶのを繰り返します。最初は2種類くらいから始め、区別できるようになると一つずつ増やしていきます。全部で何種類だったか忘れましたが、それらを聴き分けられるようになるといつの間にか絶対音感がついていました。

わざわざ旗を作るのは、対象年齢が低いからで、色を言い分けやルールが理解できる3歳くらいからが始めどき、と母から聞いています。

この方法ならレッスンに通わなくても自宅のキーボードでできるな〜と考えています。

あとは息子の興味次第…ですね。